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ソフトボールのルール
(投手編)
ストライクゾーン
不正投球
野球と違うのは、このルールです。 野球では、投球した(又はする)瞬間「ボーク」となり、
ペナルティが発生します。
しかし、ソフトボールでは、直ぐに宣告されず、その投球の後のプレーが一段落した後に処置されます。  これを、「ディレード デッドボール(用語1-19項)」と言います。
これに関する処置は、「不正投球時の効果」を参照して下さい。

不正投球は、以下のルールに違反した場合、不正投球となります。
6−1項 投球の準備
1.投手は球を持たないで、投手板またはその付近で投球姿勢をとってはならない。
2.捕手が捕手席内にいないときは、投手は投球位置にいるとはみなさない。
3.投手板を踏むときは、必ず両手を離して、軸足を投手板に触れておかなければならない。
4.捕手のサインを見るときは、投手板上で両手を離して、グラブあるいは投球する手に球を保持しなければならない。
5.投球動作に入るときは、身体の前または横で球を両手で持ち、両足を投手板に触れている状態、もしくは軸足を投手板に触れながら自由足を後方に置いた状態で、2秒以上、5秒以内身体を完全に停止しなけらばならない。
6−3項 正しい投球動作
1.投手はウインドミル、スリングショットなどのモーションで投球してよいが、速やかに球を投げなければならない。
2.投手は両手で球を持って、投球姿勢に入ったのちは、球を片手から離して前後左右に揺すったり、再び両手に戻したりしてはならない。
3.一つの投球動作でウインドミルとスリングショットを組み合わせたり。途中で停止したり、逆回転したり、まぎらわしい投球動作をしてはならない。
4.投手は、ウインドミルで投球するとき、腕を2回転させてはならない。
5.打者に対して下手投げで、手と手首が体側線を通過しながら球を離さなければならない。
6.打者に対して自由足を一歩前方に踏み出すと同時に、投球をしなければならない。自由足を踏み出す範囲は、投手板の両端の前方延長線内でなければならない。
7.投手の軸足は、前方へ引きずったり、跳んだりする前は、投手板に触れていなければならない。
8.投手板から軸足をずらして(投手板から離れた地点から)投球を開始し、投手板以外の地点を蹴り出して投球すれば、これは不正投球である。(クローホップ)
9.投手は球を離したのち、投球動作を続けてはならない。
10.投手は投球姿勢に入ったならば、打者の打撃を阻止するために故意に球を落としたり、転がしたり、弾ませたりしてはならない。
6−4項 守備位置
1.投手が投球するとき、野手はファール地域に守備してはならない。但し、捕手席にいる捕手を除く。
2.野手が、打者の視界内に位置したり、守備位置を変えたりして、打者を故意に惑わすような行為をしてはならない。
6−5項 異物の使用
1.守備中のメンバーは、試合中はいかなる異物もつけることは許されない。但し、審判員により事前に確認されたロ−ジンのみ使用することができる。
2.投球する手の指にテープを巻いたり、手首や前腕部に汗とりバンド(リストバンド)、腕輪、またはこれに類するものを着用してはならない。
3.球やグラブの中にロージンをつけたり、それからすぐにグラブの中に球を入れたりしてはならない。
6−5項 捕手
1.捕手は、投球のため投手が球を離すまで、捕手席にいなければならない。
不正投球時の効果
準備投球
投球の2
投球の1
投手編
このページでは、
投手を中心としたルールについて
説明します。
故意四球
国際ルールでは、既に取り入れています。
投手、捕手、監督の誰かが、「故意四球」と宣すれば、投手が投げることなく、四球となります。これは、カウントの如何を問わず、宣することが出来ます。但し、投げなくても四球に必要なボール数は、投球にカウントされます。
この場合、ボールデッドとして、打者走者に押し出される走者は進塁できます。
例として、1死1塁で、強打者を迎えた。途中で走者が盗塁したため、1塁が空いたので、カウント2ボール1ストライクから故意四球を宣した。などがあります。